シーメンス、環境ポートフォリオによる売上が230億ユーロに増大
2009年度、顧客のCO2削減量は2億1千万トンにのぼる
2009年度(2008年10月1日より2009年9月末日)、シーメンスの環境ポートフォリオ関連の製品やソリューションによる売上は230億ユーロにのぼり、207億ユーロの売上だった2008年度と比べて11%の伸びを見せました。2009年度、同ポートフォリオに新たに加えられた製品として、省エネモーター、ソーラー・インバーター・システムおよびビル省エネ化技術のコンポーネントなどが挙げられます。シーメンス取締役兼最高サステイナビリティー責任者のバーバラ・クックスは、「当社のグリーン製品およびソリューションは、経済危機の最中でもビジネスの安定に貢献しています」、と述べました。シーメンスは、2009年度の総売上は2008年度とほぼ同様となるだろうと推測しています。
シーメンスが2007年より定義している環境ポートフォリオの製品およびソリューションを活用することにより、2009年度、全世界のシーメンスの顧客は、総計2億1千万トンの二酸化炭素(CO2)排出量を削減することができました。これはニューヨーク、東京、ロンドン、ベルリンの4都市が毎年排出するCO2の合計に匹敵する量です。昨年度における合計削減量は1億6千万トン相当でした。2011年度1年間の削減量は、最低でも3億トンになる見込みです。これは、ニューヨーク、東京、ロンドン、シンガポール、香港、およびローマの6都市が、現時点で1年間に排出している量の総合計にほぼ匹敵します。
シーメンスのグリーンポートフォリオのうち、特に風力発電製品およびソリューションが堅調な成長を見せました。たとえば、ロンドン近郊のテムズ川河口にある世界最大のウィンドファーム建設に関連した大規模な受注などです。このような大規模な受注が、今後の当社にとっての成長の基盤となります。加えてシーメンスのグリーンポートフォリオ開発に拍車をかけたのは、ガスタービンや蒸気タービン発電所、およびその主要コンポーネントなど、継続的に力強さを見せている分野です。これ以外に牽引力となるのは、環境に優しい電車や路面電車、また、スマートグリッド関連のコンポーネントです。スマートグリッドとは、新たに重要な市場として拡大しつつある、インテリジェントな電力網のことで、世界中で数多くの取り組みが開始されています。シーメンスでは2014年までに受注総額が約60億ユーロにのぼるだろうと予測しています。
環境ポートフォリオの背景
シーメンスの環境ポートフォリオには、建造物から照明、輸送、あるいは産業機器まで、発電や送配電、ならびに消費を含む、エネルギー関連のほぼ全段階、また、それ以外の環境技術が含まれています。インダストリー、エナジー、ヘルスケアから成る、シーメンスのセクターの事業部門ほぼすべてにおいて、環境ポートフォリオに貢献しています。定期的、かつ最大のCO2排出量削減に貢献している製品としては、高効率のガスタービン、既存の発電所の近代化、風力発電装置、エネルギー効率の高い照明、および環境に配慮した電車などが挙げられます。
製品が環境ポートフォリオの対象と認められるには、温室効果ガスを削減するか、あるいは環境技術として水質または大気汚染に取り組むものでなくてはなりません。シーメンスの再生可能エネルギー分野の製品は、すべてこの基準を満たしています。その他のシーメンス製品に関しては、CO2削減量が具体的な比較対象をもとに計算されています。たとえば、今日の最先端技術を使った最も効率のよいガスタービン発電により発生しなかったCO2を計算するためには、ガスタービン発電所がキロワット時ごとに排出するCO2量と全世界の発電所の平均値を比較します。発光ダイオード(LED)および省エネ照明においても同様の算出方法がとられます。既存の発電所の近代化ソリューションも、プラントの効率を上げれば比較的低価格でCO2排出量を大幅に減らすことができるため、環境ポートフォリオに含まれます。建造物のエネルギー消費を最適化することで達成できた節電量は、据付前後の比較によって算出されています。
シーメンスの環境ポートフォリオは発展、拡張を続けています。2009年度の同ポートフォリオによる売上とCO2削減量は、これまでと同様プライスウォーターハウスクーパースによって検証されます。数値の検証は持続可能な発展のための世界経済人会議(WBCSD)、および世界資源研究所(WRI)による温室効果ガス(GHG)プロトコル・イニシアチブで定義された基準に拠っています。
環境ポートフォリオに関する詳細はウェブサイトをご覧ください
http://w1.siemens.com/entry/cc/en/energy_environment.htm
シーメンスについて
シーメンス (ベルリンおよびミュンヘン)は、電気・エレクトロニクスにおけるグローバル企業で、インダストリー、エナジー、ヘルスケアの三つのセクターで事業を行っています。約43万人の従業員を擁し(継続事業)、製品の開発と製造、高度なシステムとプロジェクトの設計と施工、ならびに個々の要求に対応した幅広いサービスを提供しています。160年以上の間、シーメンスは卓越したテクノロジーやイノベーション、品質と信頼性、そして国際性の象徴として歩んでまいりました。9月30日に終了した2008年度、国際会計基準(IFRS)による継続事業からの売上高は773億ユーロ、営業利益は59億ユーロでした。詳しい情報は www.siemens.comでご覧いただけます。
このプレスリリースには、過去の出来事ではなく、将来の業績に関する見通しや情報が含まれています。「期待する」、「予想する」、「予測する」、「意図する」、「計画する」、「信じる」、「模索する」、「推定する」、「予定する」といった言葉やその類義語は、将来の業績に関する見通しに該当する可能性があります。こうした見通しは、当社の現時点での予測と一定の前提に基づいており、したがって、特定のリスクや不確実な要素に左右されることがあります。シーメンスの事業活動、事業戦略、業績に影響を及ぼす要素はさまざまで、その多くはシーメンスには制御不可能なものです。そのため、シーメンス・グループの実際の業績、活動、成果は、こうした将来の業績に関する見通しの記述や暗示とは大きく異なる可能性があります。特定の不確実な要素には、景気や取引状況の変化、為替動向や金利の変化、他社による競合製品・技術の導入、シーメンス・グループの新しい製品・サービスの不振、事業戦略の変化やその他のさまざまな要素の変化などが含まれます。一部の要素の詳細については、シーメンスが米国証券取引委員会(SEC)に提出した資料に含まれており、シーメンスのホームページ(www.siemens.com)やSECのホームページ(www.sec.gov)でご覧いただけます。万一、これらのリスクや不確実な要素が現実のものになれば、実際の業績は将来の業績の見通しの予想、確信、予測、期待、意図、計画、予測とは大きく異なる可能性があります。シーメンスは、将来の業績に関する見通しの作成後に発生する出来事に照らして見通しを更新、修正する意図はなく、またそうした義務を負うものではありません。
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