For the business and financial press
シーメンス、2008年度第3四半期業績報告(2008年4月1日~6月30日)
今期のハイライト
- 受注高は21%伸びて236億7700万ユーロに、また売上高は10%伸びて191億8200万ユーロとなりました。
ポートフォリオ変更と為替の影響を除くと、受注高は前年同期比で26%増加、売上高は13%伸びました。
- インダストリー、エネルギー、ヘルスケアの3つのセクターの合計の営業利益は33%伸びて20億8400万ユーロ
に達しました。
- 継続事業からの利益は、前年同期の6億800万ユーロから顕著に伸びて14億7500万ユーロに達しました。
継続事業からの1株当りの基本利益(EPS)は1.61ユーロで、前年同期比の0.64ユーロから増加しています。
- 純利益は14億1900万ユーロでした。前年同期比の純利益は20億6500万ユーロで、キャリアビジネスのノキア
シーメンス ネットワークスへの移管に伴う収益から恩恵を受けていました。1株当りの基本利益(EPS)は、前年
同期の2.25ユーロから1.55ユーロに減少しました。
- シーメンスは株式の買い戻しプログラムの第2段階を7月に終了し、今年度総額40億ユーロの株式を買い戻しま
した。そのうち13億ユーロは第3四半期に実施されています。
受注と売上げについて
第3四半期のBook-to-bill率は1.23で、インダストリーとエネルギーの両セクターでの類まれな大型の受注に牽引されています。受注の成長はバランスが取れており、すべてのセクターで二桁成長を達成しています。売上げの成長はエネルギーとヘルスケアの両セクターでの二桁成長を含み、また最大のセクターであるインダストリーセクターでは8%の成長を達成しています。
ヨーロッパ、CIS、アフリカ地域では受注で40%伸び、売上げでも12%の成長を達成しました。この一部はインダストリーとエネルギーセクターでの大型受注によるものです。
南北アメリカでは、マイナスの為替の影響が大きかったにもかかわらず、受注と売上げはそれぞれ10%と5%成長しました。マイナスの為替の影響を受注では15%、売上げでは14%受けています。これらの影響を除くと、受注は21%、売上げは15%伸びたことになります。
アジア、オーストラリア地域と中東では売上げは9%伸びました。これには中国とインドでの二桁成長が含まれています。この地域の受注は今期大型受注があったものの前年同期とほぼ同じ水準に留まりました。
利益と営業利益
シーメンスの3つのセクターの営業利益は、前年同期の15億7100万ユーロから33%伸びて、20億8400万ユーロに達しました。これはインダストリーとエネルギーの両セクターの強さが特に影響しています。 インダストリーセクターの中で、旧A&Dグループだった産業オートメーションとドライブテクノロジーが利益を牽引しています。インダストリーセクターの利益にはワイヤレスモジュール事業の売却益1億1300万ユーロが含まれます。
エネルギーセクターの営業利益の成長は、旧PTDからできた送電と配電の二つの事業部の貢献によるものです。
ヘルスケアセクターは営業利益で6%成長し、厳しい市場環境にもかかわらず利益率を維持しています。
第3四半期の継続事業からの利益は、14億7500万ユーロで前年同期比6億800万ユーロ以上増加しています。
継続事業からの1株当りの基本利益(EPS)は前年同期の0.64ユーロから1.61ユーロに増加しました。
また、戦略的資本投資(SEI)は前年同期の3億100万ユーロの損失と比べ、今期は100万ユーロの収益を上げました。これは主にノキア シーメンス ネットワークスが前年同期と比べ、業績を改善し、リストラと統合にかかる費用を減少することができたことにより、プラスの影響をもたらしたことが大きな要因です。
第3四半期の純利益は、14億1900万ユーロ、一株当りの基本利益は1.55ユーロでした。前年同期の純利益は20億6500万ユーロ、一株当りの基本利益は2.25ユーロでした。
キャッシュフローとROCE
継続事業からのキャッシュフローは15億4700万ユーロでした。前年同期比のキャッシュフローは19億4300万ユーロで、これはシーメンスVDO オートモーティブ(SV)の分離による11億ユーロのプラスの影響が働いていました。
継続事業からのROCEは前年同期の11.2%から10.7%に減少しています。
詳しい資料(英語)はこちらからご覧いただけます。
(この資料はドイツ本社発行のプレスリリースの抄訳です。)
このプレスリリースには、過去の出来事ではなく、将来の業績に関する見通しや情報が含まれ
ています。「期待する」、「予想する」、「予測する」、「意図する」、「計画する」、「信じる」、「模索する」、「推定する」、「予定する」といった言葉やその類義語は、将来の業績に関する見通しに該当する可能性があります。こうした見通しは、当社の現時点での予測と一定の前提に基づいており、したがって、特定のリスクや不確実な要素に左右されることがあります。シーメンスの事業活動、事業戦略、業績に影響を及ぼす要素はさまざまで、その多くはシーメンスには制御不可能なものです。そのため、シーメンス・グループの実際の業績、活動、成果は、こうした将来の業績に関する見通しの記述や暗示とは大きく異なる可能性があります。
特定の不確実な要素には、景気や取引状況の変化、為替動向や金利の変化、他社による競合製品・技術の導入、シーメンス・グループの新しい製品・サービスの不振、事業戦略の変化やその他のさまざまな要素の変化などが含まれます。一部の要素の詳細については、シーメンスが米国証券取引委員会(SEC)に提出した資料に含まれており、シーメンスのホームページ(www.siemens.com)やSECのホームページ(www.sec.gov)でご覧いただけます。万一、これらのリスクや不確実な要素が現実のものになれば、実際の業績は将来の業績の見通しの予想、確信、予測、期待、意図、計画、予測とは大きく異なる可能性があります。シーメンスは、将来の業績に関する見通しの作成後に発生する出来事に照らして見通しを更新、修正する意図はなく、またそうした義務を負うものではありません。